ケーシング精度管理システム導入インタビュー

村本建設株式会社様 杭打設管理システム【パイルナビ-V】導入インタビュー
お客様
村本建設株式会社
明瀬工事所長
導入商品
杭打設管理システム
【パイルナビ-V】
システム稼働期間
2014年11月~2015年2月
現 場
東京都北区
工事名称
志村幹線撤去工事
工事概要
埋設構造物(ボックスカルバート)撤去工事に伴うケーシングの精度管理
システム稼働現場
トータルステーション設置
機械捜査室
モニター画面

――当システムを導入したきっかけを教えて下さい。

本案件の受注にあたり、発注者より埋設構造物の100%撤去が条件として出されていました。
そこで従来の測量に加え、パイルナビ-Vを使用する事で測量管理面のダブルチェックが出来るため、発注者の条件を満たすのに有効だと判断しました。圏央道桶川での実績もあり、当社の施工審査会で採用を決定しました。

――従来はどのような計測・管理をされていたのでしょうか?

杭芯確認はトランシットで、ケーシング鉛直度は下げ振りやトランシットを使って2方向より測量していました。
パイルナビはこれら全てを常に自動計測管理できるという事と、勘違いや測量ミスなどのヒューマンエラーも無いため、使っていて安心感はありました。

――システムを使用されている方はどなたでしたか?

パイルナビ専属に職員を1人就けました。また、杭打機オペレーターもモニターを見ながら機械操作をしていました。
打設位置によってはシステムの移動もありましたが、基本的には朝一番にシステムを設置し、施工終了時に片付けるだけだったので楽でした。

――導入時の現場の方の受けはどうでしたでしょうか?従来とやり方が変わるので抵抗がなかったですか?

ノンプリによる自動計測システムなので、一度セットしてしまえば後は比較的楽でした。
ただ今回のような撤去工事では、ターゲットでもあるケーシング表面に泥が付着しているため、レーザー照射による測定にバラツキが出てしまい、測量結果の評価に時間が掛かるのが難点でした。

――導入時に苦労されたことやトラブルはありましたか?

短いケーシングを何本も継ぎ足しながら掘削して行くため、1本1本の計測をさせる時にレーザーの照射範囲が狭く、その都度照射角度を調整しなければならなかったのが面倒でした。施工条件にもよりますが、出来るだけ長いケーシングが使えれば楽になると思います。
また、システムに使っているPCがタフブックだったので、埃の多い現場では良かったと思います。

――費用対効果

システムの導入費用は高いと感じましたが、結果的に発注者の高評価に繋がったと思います。

――効果を○×△で表すと

施工精度・施工品質:△
施工効率:△ 1人工とられてしまった
作業時間:〇 朝のシステム設置で15分くらい
システムの操作性:〇 難しくなかった
データ処理や帳票の作成の手間:〇 標準的なグラフを書いてくれるような帳票プログラムがあればもっと良かったと思います。今回は職員がEXCELでグラフ化していました。

――想定外の効果とデメリットはありましたでしょうか?

機能については最初に説明を受けていたので、想定通りでした。
想定外だったのは、ケーシング表面の泥が原因で正しいデータを得るのに時間を要した点でした。

――今後計測ネットサービスに期待することや課題はありますか?

自動化され過ぎて職員が必要なくなるのも困りますが、熟練工が少ない昨今、そこをサポート出来るようなサービスがあれば良いと思います。
また、システム価格については、もう少しリーズナブルな値段になれば更に良いと思います。

――スタッフの対応・技術面はどうでしたか?

現場で困った時、迅速に対応してくれたので良かったと思います。

――今後も当社とどのようなお付き合いをさせていただけますか?

公共工事で杭打設関連工事があれば、また使ってみたいと思います。

――ありがとうございました。
取材日:2015/4/27

杭打設管理システム【パイルナビ-V】

杭打設管理システム【パイルナビ-V】
ノンプリズム式トータルステーションを用いて杭芯の位置を直接測定し、杭の傾きを確認しながら打設位置と鉛直度の調整を行います。車載モニターで確認しながら作業できます。
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