始めに利用目的をお聞かせ下さい。
日本初の木製基礎を使用した小規模商業施設の、木製基礎の沈下する状況の確認 (即時、圧密沈下量把握)です。海外では実績があるのですが、日本では前例がない施工方法なので、データが無いためその実証実験です。
どういうことを期待して導入しましたか。
期待していたことは、
1.沈下量を0.1㎜のオーダーで計測が可能であること
2.無人で管理できること
3.データをクラウド上で確認可能なこと
上記の3点を期待して導入しました。
もし導入していなかったらどのように管理していましたか。
人の手でレベル測量するか、水管式の沈下計を使用していたと思います。ただ、この水管式の沈下計だと相対値しかわからず、沈下量の絶対値がわからなかったので、その点ワイモスだと、絶対値がわかるので良かったと思います。
使用して良かったところ・悪かったところや、導入前のイメージとの差異があれば教えて下さい。
良かったところは、クラウド上で見ることができる点です。あとは異常値が出た場合の原因究明や現場対応が迅速だったところです。
悪かったところは、計測したデータがすべて記録されるのでデータ量が大きくなってしまう問題と、出力がもっと簡単にできるようになるといいと思います。あとは、計測間隔の設定を自分たちで簡単に変えられるようになるといいですね。
今後への期待などがあれば教えて下さい。
木材の水分量やひずみ量をデータとして蓄積して、ビッグデータ化したものを解析できるようなシステムが開発されるといいと思います。あとは変位量をもとにジャッキアップを自動調整するシステムがあるといいですね。
当システム(ワイモス)を、「こういう計測に使いたい」など、他の計測への使い道はありますか。
斜面の崩壊を木材の杭で抑止(山腹崩壊抑止杭)するものがあるのですが、その計測に使ってみたいです。
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